2018年10月10日水曜日

歯を削る機械

『歯を削る医療機器の半数が使い回し・・・』
について2017年に新聞記事になりました。

この記事をご覧になった方もいらっしゃるでしょうか?

その内容としては、
『全国の歯科医療機関の半数近くが歯を削る医療機器を患者さんごとに交換せずに使いまわしていることが調査でわかった。』
と新聞記事に書かれておりました。
 

歯を削る機械(以下ハンドピース)は治療時にお口の中に入れるため、唾液や血液が付着しやすく、使い回せば細菌やウィルスを次の患者さんに感染させてしまうリスクがあります。

日本歯科医学会の指針では、患者さんごとに機器を交換し、高温の蒸気発生装置で滅菌するよう定めております。




『歯科医療に必要な感染対策』

スタンダードプリコーション
『全ての患者さんが感染の可能性があるとみなし、予防策を施す。』

ですから、当院では患者さんのリスクの有無に関係なく、
みなさん同じ感染予防策を行っております。


器具を滅菌する機械であるオートクレーブにはどのようなものを
滅菌できるかによってそれぞれクラス分類があります。

ヨーロッパ基準で、
『クラスB』『クラスS』『クラスN』の3つに分けられます。

図1

当院では、クラスB DACプロフェショナル 



クラスS DACユニバーサルを使用しております。

滅菌工程


例えば、先ほどの歯を削る機械(ハンドピース)は
図1のクラスS 非包装の中空物に該当します。
ですから、クラスS以上での滅菌が必要です。

当院ではハンドピースの中までしっかり洗浄、注油、滅菌し、
患者さん一人ひとりに清潔なものをご用意しております。

他の器具類もそれぞれ必要な滅菌の
最高クラス(クラスS、クラスB)で滅菌をしております。


研修に参加致しました。

3月27日(土)にWeb学術講演会に歯科医1名、歯科衛生士1名が参加いたしました。 北海道医療大学看護福祉学部臨床看護講座 教授 塚本容子先生「Withコロナ時代の歯科治療とPostコロナ」 内容は「世界における歯科医の感染状況」「歯科におけるコロナ感染予防」「口腔ケアの重要性と...